●今日読んだ「俳コレ」(邑書林)
●小野あらた「隙間」より
月光を束ねて熟るるバナナかな
種なしの葡萄の小さき種を噛む
雑煮餅具の食込んでをりにけり
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細かいものに、視線がゆきとどいている句が多い。こういうのって、ともすれば、どれだけ些細なことを発見できるか、という勝負になりそうなものだが、不思議とそういった窮屈さや、かげりがない。
山口優夢さんが、小野さんの撰者で、論も書いておられる。で、論でひかれた句「クリームに苺のいろの染みてをり」の、クリームを練乳とされているのが、ちょっと疑問。わたしは、まずイチゴからぱくっと食べたあとのイチゴのショートケーキを想像したのでした。


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